No.1382 2015/08/21(金)

 サルも新米を食べる


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 房総丘陵の田んぼでは稲刈りが始まった。車で移動中、刈り終わった田んぼに目をやると、灰色の物体がもぞもぞと動いていた。車を横付けしてよく観察してみるとニホンザルのオスだった。しかも刈り残った稲を夢中になって食べていた。人間にとって大事な収穫時期であるが、サルたちも新米を食べられる季節がやってきたのだ。そのうち刈り取った跡から二番穂が生えてくるので、これからの季節は田んぼでニホンザルと出会うチャンスが増えそうだ。
 (大木淳一)

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 ニホンザル Macaca fuscata(オナガザル科)

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