No.1385 2015/09/09(水)

 スクミリンゴガイは収穫後も産卵


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 今日は長南町の小学校でスクミリンゴガイ(通称:ジャンボタニシ)について授業を実施するので、早めにハス田へ立ち寄ることにした。レンコンの収穫が終わったところはハス葉が無くなり広々としていた。ところが近づくと何か色合いが変だ。水面が赤味を帯びている箇所がある(写真1)。さらに近づいてビックリ。スクミリンゴガイが枯れたハス葉や茎にショッキングピンク色の卵を産んでいたのだ(写真2)。奥のハス葉の茎にもたっぷり産卵してあるのも目に入った(写真3)。いったいいつまで産み続けるのだろう?米作の田んぼよりハス田は水深があるし濁っているため貝を観察できない。卵塊の様子から、この田んぼの中にどれだけのスクミリンゴガイがいるのかと想像すると気が遠くなった。被害の実態はどうなのだろうか…。
 (大木淳一)

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写真1
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写真2
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写真3
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 スクミリンゴガイ Pomacea canaliculata(リンゴガイ科)

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