No.1540 2017/08/07(月)

 川底の地形


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 ポットホール(pot hole: おう穴(けつ))をご存知だろうか?川底にほれている丸い穴で、大きさはいろいろだが、穴の中に小石が1個以上はいっていることが多い。やや流れの速いところ、たとえば川底の傾斜が急なところでしばしばみられる。川底の柔らかい部分がけずられてくぼみができ、そこに小石が入ると流れの渦によって小石が回転して周りを削る(小石自身も丸くなる)。
 今回は、笹川に入り込む小さい川で流れが急なところでみられた。ここでは川底は砂の層と泥の層が繰り返す(互層)が砂層のやわらかい層が削られて、田代では互層する地層の間隔でできている。川の底というより川の壁際にできていて、どんな渦がおきたのか興味深い。
 (岡崎浩子)

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写真1
笹川支流(笹)のポットホール
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写真2
笹川支流(笹)
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写真3
笹川支流(田代)のポットホール

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写真4
笹川支流(田代)の川床

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