No.1584 2018/2/23(金)

 アオモンツノカメムシ


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 鴨川市天津にて。2月としては暖かな日、ヤツデの木が陽光を浴びて大きな葉を広げている(写真1)。
 ヤツデの葉裏ではさまざまな昆虫が冬越ししている。葉をめくってみたら、1匹の小さなカメムシを見つけた(写真2)。体長は8ミリほど。アオモンツノカメムシである(写真3)。
 アオモンツノカメムシはヤツデなどのウコギ科植物を餌としている。成虫で越冬することが知られているが、冬に卵が見られることもあるようだ。この場所では成虫しか見つからなかった。

 (尾崎煙雄)

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写真1
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写真2
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写真3
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 ヤツデ Fatsia japonica(ウコギ科)

 アオモンツノカメムシ Elasmostethus nubilus(ツノカメムシ科)

 


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