教室博日記 No.1767

 2020/02/06(木)

 チョウゲンボウ

 鋸南町役場の庁舎に、1羽のチョウゲンボウが止まっていた(写真)。写真には撮れなかったが、セグロセキレイからモビングを受け、飛び去った(以前、モビングについて紹介した記事はこちら)。

  • 写真 役場庁舎に止まるチョウゲンボウ

 チョウゲンボウは、ハヤブサ目ハヤブサ科に属する猛禽類である。ハヤブサ科は長らくタカ目と考えられてきたが、DNAに基づく分類の結果、むしろスズメ目に近いグループであることが明らかとなった。近年、分類学的な位置づけが変更された種は多いが、ハヤブサ目は特に鳥学界を驚かせた。

  • チョウゲンボウ Falco tinnunculus (ハヤブサ科)
  • セグロセキレイ Motacilla grandis (セキレイ科)

(平田和彦)