フィールドノート No.2185

 2022/10/05(水)

 タマゴタケ

 長南町にて。林床に鮮やかなキノコを見つけた(写真1)。これはタマゴタケという食べられるキノコ。

タマゴタケ
  • 写真1

 名前のとおり、幼菌の初期はまるで卵から生まれたような姿をしている(教室博日記No.880写真2参照)。この日見つけたものは卵の姿から少し育った状態だ。この状態からさらに育つとカサが開く(教室博日記No.880写真1参照)。

 タマゴタケは美味しいキノコとして知られ、この日見つけたようなカサの開いていない幼菌の方が美味らしい。山でときどき見掛けるが、まだ食べてみたことはない。

  • タマゴタケ Amanita caesareoides(テングタケ科)

(斉藤明子)