2025/6/26(木)
ナルトサワギク
茂原市での特定外来生物ナルトサワギクの防除活動に参加してきました。ナルトサワギクは家畜が誤って食べると死に至ることもあるためオーストラリアなどで駆除が勧められているキク科の草本です。関西では法面や河川敷、海岸などで、お花畑と呼べるほどに広がっています。千葉県では館山市周辺と茂原で継続的に生育が認められています。館山市では自然愛好団体による抑え込みが成功しており、茂原市では生物多様性センターと中央博物館が中心となってボランティアの皆さんの協力を得て防除が行われています。
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写真1 ナルトサワギクの花。ほぼ年間を通して開花結実する。
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写真2 ナルトサワギクの葉。葉のへりのぎざぎざ(鋸歯)が粒かトゲのように見えるのが特徴。2011年木更津市で撮影。
- ナルトサワギク Senecio madagascariensis (キク科)
(斎木健一)