2026/3/12(木)
常緑のモクレン
君津市俵田にある白山神社の境内でオガタマノキの花に出会った(写真1)。花の外観からもわかるように、モクレンやコブシの仲間である。ただし日本に自生するモクレン属では唯一の常緑樹なので、葉の間から花が見えるところが他のモクレンとは違う。花はまだ咲き始めらしく、冬の間に花芽を守っていた茶色い芽鱗が花の根元に残っていた(写真2)。房総半島南部が分布の北限だが、神木として祀られることの多い木なので、鳥居のすぐ脇にあるこの木は植えられたものと考えたほうが良さそうである。
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写真1 生い茂る葉の間に咲くオガタマノキの花。
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写真2 花の付け根に茶色い芽鱗が残っている。
- オガタマノキ Magnolia compressa (モクレン科)
(斎木健一)