2026/4/27(月)
外来種のカメムシ2種
東葛某所にてキマダラカメムシを見つけた。台湾や中国が原産の外来種だが、県北部の東京に近いエリアでは、最も見かけるカメムシの一つである。千葉県から記録されて10年経たないが、ここ5年くらいで一気に個体数が増えた印象がある。最近では、県南部でも見つかっているようだ。
この日はコンクリート上に静止する個体を見つけたが、背景に紛れると意外と分かりづらい。 樹木の幹に止まっていると、保護色になるのだろうか。
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写真 キマダラカメムシ
また、君津市ではヨコヅナサシガメを見つけた。中国やインドシナ半島が原産の種で、九州ではすでに1930年代に確認されており、関東には1990年代に侵入したとされる。
黒と白の特徴的な模様をもち、かつ集団でいるため、一瞬ギョッとする人もいるだろう。一方で、街路樹のサクラを食害し、かつ毒を持つ外来種のヒロヘリアオイラガの天敵であることから、益虫と見られることもある。
今回は伐採木の先端で発見した。
羽化場所になっているようで、羽化最中の個体も見つけることができた。
羽化直後の個体。まだ体が柔らかく、薄い赤色である。
- キマダラカメムシ Erthesina fullo (カメムシ科)
- ヨコヅナサシガメ Agriosphodrus dohrni (サシガメ科)
(伴 光哲)