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絵葉書ブーム到来 ニュースな絵葉書 大正12年関東大震災 明治44年吉原大火災

千葉県香取郡佐原町笄島(現佐原市)の水没状況。民家の茅葺き屋根の直下まで水没。
「庚戌(明治43年)の大洪水」
 明治43(1910)年8月~9月にかけて東日本全域をおそった未曾有の豪雨は、それ以前から長引く梅雨前線の停滞により雨が続いていましたが、それに連なる複数の台風の襲来で東海・関東・東北・北海道にまで大被害をもたらしました。
 記録によると、「(前略)晴雨定まらず連日降雨。漸次烈しくなり、遂に暴風雨となる(後略)。」とあります。記録から台風の進路を復元すると、8月6日~11日にかけて八丈島置沖を通過し房総沖を北進したひとつと、12日~14日に静岡県沼津市付近に上陸し、東北地方から北海道を縦断したもうひとつに起因して長期間の豪雨となったと想定されています。
 全国の被害状況をまとめると、浸水家屋518,002戸・堤防決壊7,063か所、橋梁流失7,266か所、山地崩壊18,899か所とあり、関東地方での死者679人、行方不明78人と記録されています(数字は『多摩川誌』・『利根川百年史』による)。
 かつてない大洪水に、明治政府は「臨時治水調査会」を設け、各地の河川などで抜本的な治水計画を策定あるいは基準の見直しなどの改訂を行いました。千葉県でも、それ以前から実施されていた利根川河川改修計画を見直し、これ以降20年余りを費やして、利根川大改修及び水門・閘門建設事業などが実施されました。
 ここでは、当館の絵葉書資料の中から、それらの各地の被害状況とその救護状況、及びその後の復興状況について、まさにニュース性の高い絵葉書を紹介することとします。
被  害  救助(救済) 復  興

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