千葉県立房総風土記の丘 収蔵資料

  三角土偶(どぐう)(成田市木の根遺跡出土)[縄文時代・県指定文化財]



 これら7点の土偶は,撚糸文系土器の包含層から出土し、日本でもつい最近まで最古の土偶として位置づけられていました。出土した土偶は7点のうち5点が,粘土板を三角形に整形して焼成しただけの特徴的なものです。5点の土偶には、三角形の上部あるいは下部に棒の様な工具で突き刺した痕跡があります。またこのうち1点には、粘土を貼り付けた乳房の表現がありました。乳房を上にすると、三角形は逆三角形となり、縄文時代初頭の人々が、人間を逆三角形にイメージしていたことが分かりました。逆三角形のイメージは、縄文時代早期まで続き、その後いわゆる写実的な人形の形態を取って行きます。
 平成8年3月22日に千葉県有形文化財(考古資料)に指定されました。


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