11. てんびんぼう【天秤棒】 かつぎかご【担ぎ籠】

[写真] てんびんぼう・かつぎかご

かつぎかご

もっと調べてみよう(てんびんぼうでなえかごをかついで体けんしてみよう)

教師用解説

てんびんぼう【天秤棒】
重い荷物を運ぶ時に肩に担ぐために使った。天秤棒の両端に、桶や竹篭を縄で吊して、そこに荷物を入れ、棒の中心を肩に担ぐ。棒には弾力があるので荷物の揺れを吸収し、安定して運べた。昭和40年代に小型耕耘機が普及すると使用されなくなった。
かつぎかご【担ぎ籠】
冬から春にかけて水田に堆肥を散布する時に使った。天秤棒で前後にかつぎ田のすみずみまで堆肥をまいた。直径40〜50cmで、堆肥を散布しやすいように皿のように浅いのが特徴。化学肥料の普及とともに使用されなくなった。