6. たげた【田下駄】
- 台風などで水をかぶった水田でのいねかりの時に使いました。
- むかしはどろが深い田んぼがありました。
教師用解説
- たげた【田下駄】
- 雪国の「かんじき」と同じ原理で、大きな下駄状の板や環状の枠に板材を組み合わせて足に履き使用した。「かんじき」と呼ぶ地域もある。背の高い田下駄は、大雨の後など水が多いときに使った。移動は不便で、一度両足を置いたら手の届く範囲の稲を刈り、できるだけ移動の回数を減らすようにした。昭和 30年代に田長靴が普及し、また同時に土地改良が進んだ結果使われなくなった。