ひみの【日蓑】 - Web版むかしの道具展

8.　ひみの【日蓑】

[写真] ひみの

強い日ざしがせなかにあたって暑くなるのをふせぐために使いました。
田んぼや畑で農作業するときなどに使いました。
これはマコモという草で作りました。

もっと調べてみよう（マコモという草はどんな場所にはえているか調べてみよう）

教師用解説

ひみの【日蓑】: 日除けに使う蓑で、小型で背中を覆う程度のものが主流。夏の屋外作業に着用する。特に年4～6回必要であった炎天下の水田の草取り作業には、長時間腰をかがめて、背中を上に向けた格好になるため日蓑は必需品だった。昭和40年代から除草剤が使われ、田に入る機会が少なくなり、使用されなくなった。