9. のらぎ【野良着】女物

[写真] のらぎ・女物

もっと調べてみよう(着物(きもの)と洋服(ようふく)のちがうところを考えてみましょう?)

教師用解説

のらぎ【野良着】女物
水郷地帯は稲作中心で湿田が多くあり、農作業に出ると草などで手を切ることも多かった。田仕事に出る時の野良着は、襦袢、腰巻にもんぺをはいて、半帯をしめて、てさしを肘上から手までして、前掛けをかけて、手ぬぐいでほう被りをして笠を被った。このようにして、強い日ざしや草・虫などから体を保護しながら作業した。昭和30年代に普段の生活も洋服になり、洋服の既製品を購入して使用するようになった。