食べることに関係のあるどうぐいちらん

食事のしたくで使うものですが、どのように使うのかわかりますか?

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食べるときや料理するときに使う道具についてのくわしい説明

ガス、水道、電気がなかった頃には、台所の一部は土間で、畳の部屋や板の間より一段低くなっていました。土間にあるかまどに薪をくべて火をつけて、煮炊きしていました。水道がひかれる前には、水は井戸や川からくんできて甕(かめ)にためて使いました。囲炉裏は、炊事・暖房・照明の三つの役割をしていて、煮物や湯沸しなどに使われました。

食事は、家族がそれぞれ決まった席に座り、各自の膳で行っていました。大正時代になってから卓袱台(ちゃぶだい)が使われはじめ、家族が食卓を囲んでテーブルでの食事に変わってきています。

日本全土に上水道がほぼ完備したのは昭和30年代で、ちょうどその頃電気炊飯器などの電化製品も普及し、台所周辺も変化してきました。

ここでは、ガス、水道、電気がなかった頃の生活を主に台所用品を通じて学びます。