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写真5 十六島全景b 昭和51年(1976)
昭和51年(1976)の航空写真。シマで昭和39年(1964)から昭和53年(1978)にかけて土地改良事業が行われ、湿田は干田化され、整然と区画されるようになった。ちなみに、国鉄(JR)鹿島線は昭和45年(1970)、扇島と潮来を結ぶ潮来大橋は昭和39年(1977)まで利用されていた水郷大橋や、架橋されつつある現今の水郷大橋(昭和52年・1977年)もみえる。他方、牛堀に架かる北利根橋は昭和6年(1931)すでに竣工していたが、写真のそれは現在のもので、昭和46年(1971)に改架をみた橋である。この当時まだ未設だったものとしては、八筋川に架かる昭和58年(1983)竣工の横利根大橋や、シマを貫通する昭和63年(1988)竣工(佐原香取-潮来インター間)の東関東自動車道などがある。