千葉県立中央博物館大利根分館 常設展示            トップページ  展示事業へ 


展示内容
 本館の展示構成は、エントランスホールと3つの展示室及び中庭と屋外の展示からなり、第3展示室を除きすべて常設展示です。
エントランスホール
 関東地方とその周辺を表した縦2メートル、横2.4メートル、縮尺12万5千分の1の精巧な地形模型は、ボタン操作により、利根川の支流やその流域を点滅ランプで表現し、過去や現在の利根川の流れを一目で理解できるように紹介しています。

水郷地域の農具
第1展示室
 利根川の流れが現在の姿になる以前の東下総地域の歴史を、ナウマンゾウが生息していた地質時代から、縄文時代、弥生時代、古墳時代、そして中世までを、編年的に概説しています。

ナウマンゾウの頭骨(レプリカ)
第2展示室
 利根川が現在の流れになったのは近世以降のことですが、利根川とその水系を舞台として栄えた文化に焦点をあて、人と川とのかかわりについて紹介します。特に利根川水運の花形であった高瀬船(5分の1模型)や、水郷地帯で使用してきた低湿地の稲作農具、縦横に走っていたエンマとよばれる水路などで使用してきた漁具などを展示しています。

利根川で活躍した高瀬舟(模型)
屋外展示
 敷地内の自然観察園では、水辺に生育するガマ・マコモ・ヨシなどの植物群落の間を散策できます。
 また、十六島を水害から守った附洲排水機場(佐原市)の大型排水ポンプや、利根川の堤防を守る各種の根固めブロックなどを展示しています。
利根川流域で使われた漁具

デジタルミュージアム「常設展示案内」もごらんください。

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