千葉県立中央博物館大利根分館 収蔵資料

 附洲排水機  (つきすはいすいき)


 形式:横軸軸流ポンプ 吐水量:275 立方/分 回転数:140回/分 口径:1600o 
 全揚程:1.85b 原動機出力:150kw
 この大型排水機は、昭和17年(1942)に千葉県佐原市の十六島の東端、附洲排水機場に設置されたものです。
 十六島は、利根川本流と常陸利根川・横利根川に囲まれていて通称「水郷十六島」と呼ばれています。低湿地であるため常に水害に悩まされてきたため、この排水機を設置して人々のくらしや広大な耕地を守りました。昭和63年(1988)に新附洲排水機場の完成により撤去されました。