過去の企画展示(アーカイヴ)のタイトル

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平成14年の展示(アーカイヴ)

  • 第10回 千葉県立美術館・博物館 合同企画展「房総の漁(すなどり)‐海と川‐」 

    • 会場:千葉県立大利根博物館/日時:6月1日〜6月30日

    • 会場:千葉県立安房博物館/日時:7月13日〜8月18日

    • 会場:千葉県立中央博物館/日時:10月19日〜12月1日

    • 主催:千葉県立安房博物館 千葉県立大利根博物館 千葉県立中央博物館 千葉県立美術館 千葉県立現在産業科学館 千葉県立関宿城博物館 千葉県立房総風土記の丘 千葉県立房総のむら 千葉県立総南博物館 千葉県立上総博物館

    • 展示概要

       房総地方は、四方を海と川に囲まれて、はるか先人たちの時代から、房総の海や川からもたらされる豊かな産物の恵みを受けてきました。縄文時代、千葉県内に残され東京湾周辺を中心に濃密に分布する貝塚の件数はおよそ800個所を数え、全国一です。これら海岸周辺の遺跡からは、さまざまな漁撈に関する遺物が見つかっています。さらに、川や湖沼といった内水域周辺の遺跡からも古墳時代のサケ形埴輪や漁具などが見つかっています。奈良時代になると平城京跡からは、房総地方から運ばれた海産物に付けられた木札の木簡が見つかっています。江戸時代には、房総沿岸の豊富な魚を求めて紀州をはじめとした漁民の出漁が見られました。このように、この房総にあっては海と川のかかわりが非常に深い土地柄でした。
       この展示では、房総地方の海や河川等でこれまで行われてきた漁法や、使われた漁具類の代表的なものを紹介します。各資料を通して、先人たちの優れた知恵を改めて知っていただければ幸いです。

  • 主な展示資料

    • サケの埴輪

    • 鹿角製アワビオコシ

    • 鹿角製釣針

    • ジビキアミ(袖網)

    • サケアミ

    • コノミ

    • さんま網図(勝山調画)

    • 鯛カツラ網

    • ハゼザオ

    • ドジョウタタキ

    • ハコメガネ

    • ヤンノー船模型

    • 地曳絵馬

    • カジキモリ

    • ハイカラ釣

    • サザエバサミ

    • ヤギウケ

    • 捕鯨銛

    • 下総銚子浦鰹釣舟之図

    • ニシカメ

    • タコツボ

    • ウナギズ

    • ノリボウチョウ

    • 投網(海用・川用)

    • テンヤ釣

    • イソガネ

    • コノシロアミ

    • ハヤモリ

    • ノリス

    • テングサガマ

    • アガシモリ

    • アジナア

    • ツクシ

    • アバリ

    • ワカサギアミ

    • タガッポ ほか

  • ※会場、期日によっては展示されない資料もあります。詳しくは会場館にお問い合わせ下さい。

  • 考古資料巡回展「房総発掘ものがたり」 

    • 会場:千葉県立大利根博物館 第3展示室

    • 日時:7月20日(土)〜8月18日(日)

    • 概要:

      先史の時代から今日にいたるまで,人びとの生活は積み重なるように続いています。
      生活の跡は地中に埋もれ“遺跡”となって残されているものもあります。千葉県にもたくさんの遺跡が残され,古代の人たちの歩みをうかがうことができます。発掘調査で出土した遺物は,土にまみれたものですが、その成果を整理・分析すると,私たちに残された遺産がよみがえってきます。
      今回の展示は県内で行われた発掘調査のなかから,注目さえる遺跡を選び、より多くの方々に御覧いただくため県内各地の博物館を展示会場として「出土遺物巡回展−房総発掘ものがたり−」を企画いたしました。
      展示された考古資料のなかから先人の生活や文化の一端にふれ、房総の歴史を実感していただければ幸いです。

    • 展示内容
      1. 赤羽根遺跡
        旧石器時代のさまざまな石器

      2. 寺ノ代遺跡
        注ぎ口の付いた縄文土器

      3. 志摩城跡
        台地西側の再葬墓群

      4. 坊作遺跡
        上空から見た坊作遺跡

      5. 種ヶ谷津遺跡
        三彩釉がかかった小壺

      6. 大畑台遺跡
        灰釉陶器双耳壺

      7. 越川戸遺跡
        四面庇の掘立柱建物跡

      8. 稲荷谷遺跡
        火葬骨を納めた灰釉陶器

    • 展示遺跡と主な展示資料

      1. 松尾町 赤羽根(あかばね)遺跡
        旧石器時代のさまざまな石器

      2. 寺ノ代遺跡
        注ぎ口の付いた縄文土器

      3. 志摩城跡
        台地西側の再葬墓群

      4. 坊作遺跡
        上空から見た坊作遺跡

      5. 種ヶ谷津遺跡
        三彩釉がかかった小壺

      6. 大畑台遺跡
        灰釉陶器双耳壺

      7. 越川戸遺跡
        四面庇の掘立柱建物跡

      8. 稲荷谷遺跡
        火葬骨を納めた灰釉陶器

    • 企画展講演会
      7月20日(土)13:30〜15:30「大崎城と篠本城‐発掘調査の成果から‐」(当日受付、参加費無料)

  • パネル展示「房総の近代化遺産」 

    • 会場:千葉県立大利根博物館 第3展示室

    • 日時:8月24日(土)〜9月23日(月)

    • 展示概要

      千葉県の近代化を推し進めた貴重な構造物を写真パネルで紹介します。

  • 収蔵品展「むかしの道具」 

    • 会場:千葉県立大利根博物館 第3展示室

    • 日時:10月1日(火)〜12月1日(日)

    • 移動展示会場

    • 旭市総合体育館 10月9日(水)〜10月18日(金)

    • 銚子市民センター 10月20日(日)〜10月29日(火)

    • 八日市場市立公民館 10月31日(木)〜11月13日(水)

    • 内容
       小学校4年生の社会科郷土学習「昔のくらし」の参考資料として、学年や学級で観ていただくことを主な目的としていますが、ご家族でこの展示を観ながら、展示された様々な道具を糸口にして、むかしの暮らしぶりや生活の移り変わりについて話をしていただけらば、なお良いと思います。
       展示資料は、昭和40年代までの生活用具、約100点です。野良着や産着などの衣類、釜やなべ、せいろ、ほうろくなどの調理道具、洗濯だらいや火のし、行李、また蓄音機や氷冷蔵庫、柱時計などもあります。また、実際に道具を身につけたり、使ってみるコーナーもあります。みのや笠、ぞうりを身につけてみる、ショイコ、天秤棒で荷物を担いでみる、石臼で粉をひく、さおばかりで量ってみる、といった体験ができます。メンコやベーゴマ、お手玉などの遊び道具も準備しています。
       むかしを懐かしみながら、ちょっと勉強にもなる一日を過ごしてみてはいかがでしょう。

  • 収蔵品展「手ぬぐい型紙」 

    • 会場:千葉県立大利根博物館 第3展示室

    • 日時:15年1月11日(土)〜3月2日(日)

    • 展示概要

      当館が収蔵する手ぬぐい型紙を中心に、型紙を通じて意匠デザインの多様性と、型紙の手法を紹介します。

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