千葉県立大利根博物館 16年度の展示
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写真展「川の船と海の船 

会期
  平成17年1月15日(土)から5月15日(日)まで
会場  千葉県立大利根博物館 集会室
入館料
 大人200円 高大生100円
    中学生以下と65才以上は無料


昔から、人々の暮らしと船は欠かすことのできないものでした。江戸時代以降物資の流通が大規模かつ頻繁になり、利根川は江戸への流通の大動脈として利用され、大型の高瀬船はその主役として活躍します。明治以降には外輪蒸気船、昭和6年には大型観光遊覧船さつき丸・あやめ丸が就航し、華やかな水郷観光が始まりました。また、太平洋に面した九十九里浜では、江戸時代から鰯漁が盛んで、そこで生産される干鰯(ほしか)は良質であったことから、農村部の畑の肥料として需要が多く、利根川を経由して各地に運ばれていきました。
今回、川の船として主に高瀬船を、海の船として九十九里浜で操業していた漁船を中心に紹介します。

展示資料一覧
川 の 船  
  資料名(場所・年代)  所 蔵
1 高田の船溜まり(銚子市・大正期) 当館
2 ボートと高瀬船(小見川町・昭和25年頃) 個人
3 小見川河岸1(小見川町・大正期) 小見川町
4 小見川河岸2(小見川町・昭和13年頃) 個人
5 黒部川と醤油蔵(小見川町・昭和25年頃) 小見川町
6 小見川河岸3(小見川町・昭和初期) 小見川町
7 ミヨシに立つ船頭(小見川町。昭和初期) 小見川町
8 水郷のピクニック(佐原市・昭和35年頃) 当館
9 佐原みなと(佐原市・昭和27年) 当館
10 小野川口(佐原市・大正期) 個人
11 水郷大橋と高瀬船(佐原市・昭和28年) 個人
12 横利根川にて(佐原市・大正期) 当館
13 横利根川旧河道にて3(佐原市・昭和30年頃) 当館
14 夫婦船頭2(河内村・昭和32年頃) 個人
15 藁を積む(栄町 昭和初期) 当館
16 長門橋と高瀬船(栄町 昭和初期) 栄町
17 木下河岸(印西市・明治37年頃) 個人
18 布佐にて(我孫子市・明治末期) 個人
19 船戸閘門(境町・大正期)  個人
20 鹿島神宮御船祭(鹿嶋市・明治39年)  個人
21 ポプラの影で(潮来市・大正期)  当館
22 牛堀河岸(潮来市・昭和初期)  当館
23 牛堀より霞ヶ浦方面を望む(潮来市・大正9年)  当館
24 霞ヶ浦をゆく2(霞ヶ浦・大正期) 土浦市立博物館保管

海 の 船 
  資料名(年代)                   ※全写真とも大網白里町教育委員会所蔵
1 二艘の手こぎ大地曳船 
2 手こぎ大地曳船と漁師 
3 地曳き網を見る子守 (明治35年頃)
4 大勢で網を引く (明治35年頃)
5 地曳き網の撮影と見物者 (明治35年頃)
6 袋網をたぐる (明治35年頃)
7 魚の分配 (明治35年頃)
8 地曳き網船の出航
9 腰ひもで網を引く
10 袋網の引き上げ
11 大量に獲れたアジ
12 網を運ぶ女性たち(昭和37年8月)
13 揚繰網船を砂浜に揚げる
14 揚繰網船を砂浜に揚げる
15 広げた網(昭和37年8月)
16 網の積み込み(昭和37年8月)
17 揚繰網船の出航 1
18 揚繰網船の出航 2
19 出航を待つ揚繰網船                
20 揚繰網船の出航
21 網入れ
22 網の引き上げ
23 船を砂浜へ引き上げる(昭和36年頃)
24 網の手入れ風景
25 造船風景(昭和36年頃)
26 造船風景ー底板の取りつけ(昭和36年頃)
27 造船風景ー舳先と底板(昭和36年頃)
28 造船風景ー舷側の取り付け(釘しめ)(昭和36年頃)
29 造船風景ー舷側の取り付け(昭和36年頃)
30 造船風景ー骨組みの様子(昭和36年頃)
31 造船風景ー艫の完成(昭和36年頃)
32 新造おろし(進水式)の様子
33 木綿網のカッチ染め
34 木綿網のカッチ染め
35 船大工道具 (実物資料)
36 機械式揚繰網船の骨組み模型(実物資料)

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