千葉県立大利根博物館 17年度の展示
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合同企画事業「水郷の生活と船」  


会期
   平成17年12月17日(土)〜18年2月26日(日)
休館日  月曜日(ただし1月9日は開館し10日が休館) 年末年始(12月28日〜1月4日)
会場   千葉県立大利根博物館第3展示室
入館料 大人200円 高大生100円 中学生以下と65才以上は無料

水郷の真ん中にある大利根博物館では、「水郷の生活と船」と題した展覧会を開催します。講演会や解説会なども行いますので、外は寒くてイヤという方も、ぜひ暖かい当館を訪ねてみませんか。
大利根博物館のある佐原市は古い町並みの整備が進み、新しい観光スポットとして注目されています。旧三菱銀行を改装した三菱館や交流館に加えて、最近では旧家の店先でそれぞれの家に伝わる逸品を紹介する町並み博物館が話題になっています。冬の一日、香取神宮と佐原の町並み、そして大利根博物館というお出かけコースをおすすめします。
 1 日常の船
昭和30年代の懐かしい水郷風景とともに、当時の暮らしや日常の足だった渡船について紹介します。
 津宮渡船
   













                            水郷の橋
 2 遠隔地を結ぶ船

佐原・小見川・笹川・銚子など、いずれも明治初期までは千葉県を代表する都市でした。こうした町場が利根川の下流域に発達した要因が、江戸・東京と行き来した高瀬船などの大型船です。現存は皆無という幻の船ですが、さまざまな資料から高瀬船の実像を紹介しています。







 黒部川を行く高瀬船
 3 船と船大工


利根川下流域ではたくさんの船大工が活躍し、川原からも釘を打つ音が響いていたといいます。しかし木造船の需要がなくなってからは、材木業や建築・建具業などに転身せざるをえませんでした。今となっては貴重となった道具類や工夫された造船技術を紹介します。


            造船絵馬
(複製)
                   川の博物館蔵
 関連事業


講演会「利根川と船」
 12月18日(日)13時00分から 予約不要
    飛田英世 波崎の碇石と中世の「香取海」河口
    及川晃一 現存する船図面にみられる技術伝承−利根川流域の事例―
    米谷 博 利根川下流域の渡船運営

解説会 1月15日(日)・2月12日(日) 13時30分から 予約不要

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