館長あいさつ

<好奇心の門とサイエンスドームを背景に>

<川崎製鉄1号炉の模型>

<好奇心の門>

 千葉県立現代産業科学館のホームページにようこそお越しくださいました。
 平成28年4月に県立の高等学校から着任し,2年目を迎えました。一言,ごあいさつ申し上げます。
 高等学校では,学習や部活動,文化祭・体育祭などの学校行事に日々頑張る生徒を見つめてきました。同時に,近隣の小中学校との交流事業や地域活動にも触れて,地域全体で子どもたちを育てることの大切さを学んできました。
 平成6年6月15日『千葉県民の日』に開館された当館のコンセプトは,まさしく「子どもから大人まで,誰もが産業に応用された科学技術を体験的に学ぶことができる場を提供する」ことです。これは,高校や小中学校などの枠にとらわれる必要はないということ,どの世代も楽しく学ぶという意味において,相通じるものがあると思っております。大人たちの目が輝けば,自然と子どもたちも科学や産業に興味を持ちます。
 さて,今年度は開館23周年を迎えます。秋の企画展やサイエンスドームで開催する夏のプラネタリウム等今まで以上に充実した内容で様々な事業を計画しております。
 当館の展示は「現代産業の歴史」,「先端技術への招待」,「創造の広場」そして「サイエンスドーム」で構成されており,千葉県の成長を支えた産業である電力・石油・鉄鋼産業の歴史や技術から,未来に向かっての先端技術を学び,科学技術の不思議さや楽しさを実感していただく構成になっております。
 また,当館の活動の充実・発展のために専門的な知識を有する団体・個人が「展示・運営協力会」を組織し,バックアップしてくださっています。
 おかげさまで,開館6,176日目となった平成26年8月18日には,入場者500万人を達成しました。これからも,「展示・運営協力会」の皆様による展示会や,県内学校との「連携事業」,地元の市川市商工会議所の「産フェスタ」「ビジネスプラン発表会」での連携など県内各方面と結びつきながら,地域密着・県民参加型の博物館として運営をしていきます。
 当館サイエンス広場には高田洋一氏作「好奇心の門」「不思議のたね」を屋外展示しています。
 これらのシンボルのとおり,これからの社会の変化に的確に対応して行くための「不思議のたね」を提供し,子どもたちの「科学的な好奇心の入り口」であり続けるよう「毎日進化する科学館」を目指して,ひとつでも多くの「わくわく,ドキドキ」をお届けするために様々なチャレンジをしてまいります。

 どうぞ,皆様,お子様から大人までお誘いあわせの上,「好奇心の門」をくぐり,当館で「不思議のたね」を拾う体験に巡りあってください。御来館を心からお待ち申し上げます。
 平成29年4月1日
千葉県立現代産業科学館
館 長  平 賀 洋 一