64−1 千葉県立安房南高等学校管理棟
(旧本館)
所在地 | 館山市 |
竣工年 | S5 |
所有者 | 千葉県 |
設計者 | 不明 |
施工者 | 大倉組 |
構造 | 木2 |
外壁 | 下見板張り |
屋根形状・葺材 | 寄棟造,瓦葺 |
建築規模 | 1,116m2 |
前身は明治40年に創設された安房郡立女子技芸学校で,2年後安房高等女学校と改称し,大正10年県立に昇格,昭和25年安房第二高等学校を経て同36年に現在の校名となった。現在の校舎は大正12年の関東大震災による倒壊後,災害の経験を生かした耐震構造建築として再建されたものである。
(1)管理棟
もとの本館で,左右両翼に突出部を設け,中央に棟を交差させた玄関のあるシンメトリー平面の校舎建築である。玄関正面には,腰折れ風な破風をもつ入口庇と大棟の半切妻破風を表わし,壁面に繊細な組子の欄間付き窓を並べた開放的な構えとする。1・2階とも片側廊下の南側に事務室や校長室等の部屋を配置した典型的な校舎建築である。[中村]
管理棟
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同上玄関
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