76 古川医院
所在地 | 丸山町 |
竣工年 | T12 |
所有者 | 個人 |
設計者 | 不明 |
施工者 | 不明 |
構造 | 木1 |
外壁 | 下見板張り |
屋根形状・葺材 | 寄棟造,スレート葺 |
建築規模 | 130.6m2 |
古川医院は明治38年に耳鼻科として,現在地に開業した。関東大震災で倒壊したため,直後に建築されたのが現在の建造物である。正面にポーチを設け,内部は,待合室と診察室,入院室,居住部分からなっている。屋根はスレートの四半葺とし,軒下に持ち送りをつけた軒蛇腹で飾り,壁面は下見板を張り,引違窓と上下窓を配する。入り口は片側に袖壁を設けた引込戸構とする。屋敷の正面には上部のアーチ飾りを付けた,花崗岩の門柱を設け,瀟洒な景観を醸す。[事務局]