>千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ >            > せきはくマガジン >           http://www.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/ > ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第30号(108) 2009年2月20日∞∞ > ―――――――――――――――――――――――――――――――――――    > ■@■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■.■ >  もくじ >[1]3月のイベント情報及び3月の休館日について >[2]3月中に募集が開始されるイベントについて >[3]せきはく豆事典 「関宿藩の終焉−久世騒動−」について >[4]季節だより > ■@■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■.■ >――――――――――――――――――――――――――――――――――― >[1]3月のイベント情報及び3月の休館日について >★(1)川の写真コンクール入選作品展 >★(2)郷土食講座「高菜漬け」 >★(3)Eボートでいい気分 >―――――――――――――――――――――――――――――――――― >★(1)川の写真コンクール入選作品展 > 川の写真コンクールの入選作品を展示しています。 > 期 間 3月22日(日)〜5月6日(水) > 場 所 関宿城博物館3階企画展示室 >   入館料   200円(団体:160円)、高校・大学生:100円(団体80円) > 中学生以下65歳以上無料 > >★(2)郷土食講座「高菜漬け」 > 高菜漬けを作ります。 > > 【即席コース】 > 期 日 (1) 3月7日(土)、(2)3月8日(日)   > 時 間 11時〜12時 >   場 所  関宿城博物館休憩所 >   参加費   各回400円 > 対  象  一般 > 定 員 10名 > 申込み 1月28日9時より電話にて事前申込(先着順) > > 【樽漬けコース】 > 期 日 (1)3月7日(土)、(2)3月8日(日)  > 時 間 13時30分〜15時 >   場 所  関宿城博物館休憩所 >   参加費   各回1800円 > 対  象  一般 > 定 員 10名 > 申込み 1月28日9時より電話にて事前申込(先着順) > >★(3)Eボートでいい気分 > Eボートに乗って、江戸川下りをします。 > 期 日 3月15日(日)  > 時 間 9時30分〜15時30分 > 集 合  関宿城博物館 > 場 所 江戸川 > 対  象  一般 > 定 員 20名 > 受 付 終了しました > >――――――――――――――――――――――――――――――――――― > ◆◆◆3月の休館日について◆◆◆  >      > 2日、9日、16日、23日、30日(いずれも月曜日) > >――――――――――――――――――――――――――――――――――― >[2]3月中に募集が開始されるイベントについて > >★(1)体験教室ーみんなでふれあい体験ー「関宿城下を歩こう(半日コース)」 > 関宿城跡や治水に関わる史跡と寺院などを見学します。 > > 期 日 4月25日(土)   > 時 間 10時〜12時 >   場 所  関宿城博物館周辺 >   参加費   無料 > 対  象  一般 > 定 員 30名 > 申込み 3月25日9時より電話にて事前申込(先着順) > >◆申込先  04-7196-1400(関宿城博物館学芸課) > >――――――――――――――――――――――――――――――――――― >[3]せきはく豆事典 「関宿藩の終焉−久世騒動−」について >―――――――――――――――――――――――――――――――――――  > 江戸末期、久世広周が藩主を退いた後、関宿藩はまだ若い広文がその後継として >関宿藩主となる。しかし、動乱の幕末において佐幕か勤王か日本が揺れ動く中、関宿 >藩においても両派の争いが激化し、お家騒動ともいえる久世騒動へと発展していった。 >混乱の中、藩を二分する騒動を収めようと関宿藩家老杉山対軒が関宿と江戸を奔走す >るなど、お家の大事収拾への努力が実を結び、本来であればお家断絶にもつながりか >ねない事態を藩主広文の隠居という寛大な裁きで決着するのである。 >  そこで、久世騒動の顛末について日を追って見ていこうと思う。 > >慶應4年(1868 9月8日:改元 明治) > 4月6日 広文関宿より江戸深川邸へ > 4月9日 会津脱藩者服部半蔵、田口敬作「関宿城下通過の際、格別の便宜」を要請 > 勤王派と佐幕派の意見が対立→藩内での対立が激化 > 杉山対軒・船橋随庵等は勤王論を主張:反対の立場 >          木村正右衛門、丹羽十郎右衛門等は佐幕論を主張:協力の立場 > 4月12日 杉山対軒が関宿を発ち深川邸に到着 >           東海道鎮撫総督府への陳情のため > 4月14日 杉山対軒の陳述 >        @ 会津藩の脱藩者の申し出は拒絶したが、近郷に潜伏の模様 > 藩主広文を帰藩し、防備を固めたい > A 関宿藩は小藩のため官軍を差し向けてほしい > B 詳細については図面等用意し、重臣より説明したい > 4月15日 東海道鎮撫総督参謀の吉村長兵衛より対軒へ指示 > @ 広文は帰藩し、皇化に帰順するよう訓論すること > A 関宿藩の防備を固めること > B 万一暴徒徘徊の時は、古河藩に協力を求めること > C 暴徒鎮圧のため官軍を差し向けるので藩も協力すること > D 監軍安場一平を派遣するので、その指示に従うこと > 藩邸に戻り対軒等が大義名分を説いたが、佐幕派の抵抗が激しく聞き入れ > られなかった  > * 藩主広文は佐幕派に妨げられ帰城できず! > 4月16日 佐幕派は脱藩(脱走)と引き替えに広文帰城を勤王派に申し出る > 「脱走者が捕らえられても関宿藩士であることは口外しない」事を条件に脱 > 走を認める。 > 4月17日 対軒帰城 > 4月19日 会津藩脱藩者1500人が岩井駅に屯集、使者が「明日、城下を通過するので > 人馬継立(宿送り)の用意をするようにと申し出がある。 > 藩内で協力・傍観・反撃と意見が分かれ紛争 > 同午後 薩摩藩の伊地知正治、野津七左衛門が200の兵を率いて関宿城入城 > 「明朝、岩井駅に進撃。関宿藩は利根川筋の警戒に当たること」を指示 > 対軒は、佐幕論者の反対を押し切り、川筋に兵を配置 > *はかりごと > 藩の監察山崎弥五右衛門は岩井駅の脱走軍に単身赴き「藩は協力するの > で、今夜はゆっくり休養し、明日関宿城下を通過すること」と告げて脱走軍を安 > 心させ宿営させた。翌朝、官軍の急襲を受けて脱走軍は四散・敗走する。 > 4月20日 薩摩藩(官軍)の急襲で脱走軍敗走 > 関宿城内では岩井方面の砲声に乗じて、木村正右衛門等佐幕派が「佐幕 > 軍は官軍を追撃して関宿入城は必至。江戸の主君を守護するのが臣子の道」 > と説き130余名の藩士とともに脱走し江戸藩邸へ向かう。 > 4月21日 木村はじめ脱走者は江戸藩邸に潜入。関宿城落城を流布し、藩主広文を分家 > の久世下野守邸に隠匿する。 > 4月22日 江戸詰の勤王派は佐幕派におさえられて幽閉状態となり、江戸と関宿の通信 > は絶たれる。 > (この間、対軒は監軍安場一平に対し、君主が佐幕論者に隠匿されたこと、 > 自分たちは探索を続けていること、朝威をもって取り戻しを願いたいこと等を > 申し出ている) > 閏4月16日 対軒、藩士20人とともに関宿城から江戸へ > 閏4月18日 対軒、総督府へ出頭。吉村長兵衛参謀に藩主取り戻しを哀願。参謀からは時 > 機を待つように説示される。 > 閏4月21日 藩主広文が深川藩邸へ戻っていることが判明。 > 閏4月22日 対軒は総督府に出頭し、安場監軍に藩主が深川邸に戻っていることを報告。 > 明朝、深川邸で藩主引き渡しについて談義するように指示を受ける。 > 閏4月23日 安場監軍は対軒に対し、藩主を誘い出して自分に引き合わせるよう指示。 > 深川邸で対軒側と藩主側が闘争となり、死傷者を出す。 > 安場監軍が双方を取り調べ、対軒に謹慎を命ずる。 > 藩主は佐幕派に匿われ、上野山内観善院に移され、藩主の取り戻しは失敗。 > 閏4月29日 対軒はじめ30名が白金台肥後藩邸から霞ヶ関黒田邸へ謹慎替え。 > 5月 8日 対軒以外の29名が黒田邸から関宿への帰国を許される。翌日出発。 > 5月15日 上野山内彰義隊敗戦。広文随行は木村正右衛門、大久保善之助、和田某の > 3名となる。 > 5月18日 広文等は佐倉(木村正右衛門の父は佐倉藩士)に移る。 > 5月20日 広文の隠れ家判明(大久保、和田が藩主随行を解かれたところで捜索隊に発 > 見され、問いつめられ白状する)。広文は藩主探索隊とともに関宿へ帰る。 > * 関宿藩は重臣連署により広文への寛大な処遇を嘆願する。 > * 広文隠居、5千石の減、家名は血縁の者へ相続、の指示を受ける。 > 12月10日  広文から家名を弟の順吉(広業)に相続する旨の嘆願書を提出。 > 12月15日  嘆願受理。領地は5千石減じ、4万3千石。藩主広業(12才) >明治2年 > 4月 反逆首謀者罪状書が亀井清左衛門、木下源助、杉本市郎右衛門等により届出。 > 対軒はじめ15名が取り調べを受けるが無罪となり帰国を許される。 > 4月20日 対軒が杉戸町並塚で暗殺(享年39才)。 > 4月     版籍奉還。広業は関宿藩知事に。 >明治4年 > 7月14日 廃藩置県。広業は関宿藩知事を免せられる。 > 7月末 広業が東京転居。 >                                   (太田文雄) > >――――――――――――――――――――――――――――――――――― >[4]季節だより >――――――――――――――――――――――――――――――――――― > 春一番も吹き、日に日に春の気配が感じられる今日この頃、日本庭園の紅梅も綺麗 >な赤い花を咲かせています。 > 2月2日に皇太子殿下が関宿城博物館にお出でになり、治水や江戸時代の舟運関 >係の資料をご覧になりました。その御様子はホームページで紹介する予定です。 >――――――――――――――――――――――――――――――――――― >===================================  >せきはくマガジン第30号(108)をお送りしました。毎月当館の新鮮な情報を >お届けします。 >皆様からのお声をお待ちしております。お気軽にお寄せ下さい。 >(お声を当マガジンに掲載させていただく場合もあります。) >=================================== >せきはくマガジン第30号(108) >発行:千葉県立関宿城博物館 > 郵便番号270-0201 > 千葉県野田市関宿三軒家143-4 電話04-7196-1400 FAX04-7196-3737 >◯ホームページ: http://www.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/ >◯メールの内容についての問い合わせ:sekiyadohaku@chiba-muse.or.jp > ※電子メールについては、送信途中において悪意のある第三者による盗聴等 > の可能性も指摘されていますので、ご留意ください。 >◯配信停止:https://blue.tricorn.net/chiba-muse/sdelinput1.x >○このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。 > 返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。 >○無断転載はお断りします.