千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞            せきはくマガジン           http://www.sekiyadohaku.com/ 携帯電話版http://www.sekiyadohaku.com/i/index.html ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞2004年8月31日 第54号 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――    ■@■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■.■     もくじ (1) 平成16年9月のイベント情報   (2) せきはく豆事典〜「今年の企画展は医学史が中心ですA」〜 (3) 当館刊行物のお知らせ (4) 季節だより ■@■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■.■ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― (1) 9月のイベント情報    @★平成16年度企画展    A★古文書講座(入門編2回目)    B★歴史講座    C★ビデオシアター     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――    関宿城博物館では、「川の歴史と文化」をテーマに、おもしろくてためになる さまざまなイベントを年間をとおしてご用意しております。是非足をお運びく ださい。 (もちろんイベントの無い日だっていつ来ていただいても面白いですけどね) 参加には応募が必要なものもあります。ご確認のうえ、電話(04-7196-1400) でお申し込みください。  @★平成16年度企画展 「幕末の眼科医 高野 敬仲」   幕末から明治初期にかけて、関宿桐ヶ作を中心に6代に渡って、医家  活動を展開した高野家について紹介します。     開催期間:8月10日(火)〜9月12日(日)   場  所:2階企画展示室・3階展示室  時  間:9:00〜17:30(入館は17時まで)       期間中、休館日はありません。   現在、当館では、平成16年度企画展の真っ最中。開催から2週間を経過  し、約7、000人の方が御来館されました。医学関係の書籍・医療器具な  どは、普段なかなか目にすることができないだけに、訪れた方々は、興味深  く見学されておりました。この企画展は、9月12日(日)17:30まで  開催しておりますので、是非、お越し下さい。 A★古文書講座(入門編)…3回連続講座  開催日:8月21日(土)・9月25日(土)・10月23日(土)  時 間:13:30〜15:30  内 容:古文書を読みたい方、読めるようになりたい方、入門編ですので、      古文書についての基礎知識が学べます。  参加費:600円(資料代)  定 員:20名   申込み: 1回分は終了しています。2回目以降の参加も可能ですので、      やってみようかなとお考えの方はどうぞご連絡下さい。       なお、応用編は11月〜2月に渡って4回実施する予定です。          TEL 04−7196−1400(関宿城博物館 学芸課) B★ビデオシアター「利根川決壊」(約20分)       期 日:9月18日(土)  時 間:13:30〜 14:40〜   会 場:千葉県立関宿城博物館集会室  申込み:不要 C★歴史講座「高野敬仲の目薬広告と利根川の医療」  期 日:9月26日(日)  時 間:13:40〜  場 所:関宿城博物館集会室  講 師:当館上席研究員 小林 稔   費 用:100円(資料代)  定 員:30名  申込み:8月26日より、受付を開始しております。      電話でお申し込み下さい。(学芸課 04−7196−1400)       ――――――――――――――――――――――――――――――――――― (2)せきはく豆事典 〜「今年の企画展は医学史が中心ですA」〜 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                                        メルマガ50号の豆辞典では「天然痘」を中心に書きましたが、今回は、  現在開催中の企画展を紹介いたします。   企画展名は、「幕末の眼科医 高野敬仲」で、副題として‘利根川中流域  の医療と文化’をつけました。   企画するにあたって、以下の3つの要素を軸として考えました。   『幕末』………新選組をはじめとして、今なおかつ日本人に熱き思いを抱         かせる時代です。しかし、この時代を捉えるには、少なくと         も江戸時代初期の鎖国まで遡ることが必要と考えました。   『医』…………医の世界は、広く深いものです。この企画展では、眼科を         主としますが、江戸時代中期における‘腑分け’による観臓         図書の発行が医史を知る上で重要なものとなります。   『高野敬仲』…高野家は、江戸中期から明治初期にかけて、6代に渡って         活躍した医家です。高野家から寄託された資料は約4,000点         あります。特に、『解体新書』など、「名前は知っているが         見たことはない」というものを数多く展示しています。   この3つを軸として、できるだけ分かりやすく、「当時の医療の様子を知  ってもらいたい」、「地域の歴史掘り起こしの一端として高野敬仲を世に出  したい」という願いのもとこの企画展を構成しました。   以下、高野家の足跡(そくせき)についての概要を記載します。   高野家は、初代敬仲が現在の茨城県龍ヶ崎市で眼科医を開業し、江戸時代  の四大眼科医の一人、土生玄碩(はぶげんせき)に師事しました。3代目敬  仲以降は、現在の野田市桐ヶ作に移り、関宿藩内の町医者として主に利根川  中流域で活躍しました。   高野家には、医師として活躍した人物は6人おり、初代から4代目までが  「敬仲」を名乗りました。その中で、3代目敬仲を椿寿(ちんじゅ)といい  ますが、彼の時代が医家としての高野家の全盛期でした。彼は広範囲(霞ヶ  浦・手賀沼・印旛沼・利根川・江戸川周辺)から患者を集め、2人の子と共 に手広く薬(開明散・青眼膏という家伝薬)の販売を行っていました。古河 藩の家老であった人物がわざわざ他藩の、しかも町医者である高野に薬の処 方を頼んだという事実からもかなり評判の良かった医師でした。   3代目椿寿は、利根川中流域の文人達とも交流があり、医師としてだけで  なく知識人としても活躍したことが分かっています。こうしたことから、高  野家に遺された医学書や医療器具を通して、当時医療の様子を是非御覧いた  だければと思います。   また、展示解説も随時行っておりますので、図録を片手に、是非お越し下  さい。江戸時代の医学の世界にご案内いたします。                               (柴内) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――  (3)当館最新刊行物のお知らせ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――    ○平成16年度企画展図録 「幕末の眼科医 高野 敬仲」      江戸時代中期以降、明治初期までの医学史と、幕末から明治にかけて  利根川中流域で活躍した、眼科医 高野敬仲の足跡を紹介。  1.江戸中期から明治初期の医学史  2.利根川中流域の医療の実態  3.幕末の眼科医 高野敬仲  4.3代目敬仲(椿寿)と文人達の交流     ・1、500円(税込み) ○平成15年度 研究報告(第8集)     1.戦国期関宿周辺の河川普請 −権現堂堤の修築を中心に− (新井浩文)  2.岩井の将門伝説 (村上春樹)  3.千葉県野田市(旧関宿町)の力石 (高橋愼助・石田年子)  4.関宿藩剣術士鏡心流 荒尾光政伝説について(中村正己)  5.江戸町と関宿本陣会田家 −会田久兵衛諸用之覚−(その2)(林 保)  6.我孫子市中峠の「四季耕作図」について(榎 美香)  7.船橋随庵関係文書目録(3) (瀬戸久夫)   ・600円(税込み) ○利根川・江戸川水系の川船調査報告書(第1集)     1.川船(利根川水系)観察時の要点について (松井哲洋)  2.利根川上流域における渡し舟について〜水上から玉村まで〜(島田志野)  3.田舟に見る低湿地文化 〜群馬県板倉町〜 (宮田裕紀枝)  4.写真資料に見る和船〜江戸川・利根運河を航行した高瀬船〜(松丸明弘)  5.船大工の板図   @茨城県猿島郡境町の船大工「森造船所」の板図   A千葉県銚子市の元船大工「船権」の板図       (事務局)  6.流域の生活と船 〜船の記憶の聞き書き集〜 (事務局)  7.幕末維新期における利根川下流域の渡船経営             〜千葉県佐原市三島を事例として〜 (米谷 博)      ・600円(税込み) ※当館ホームページでご確認下さい。       http://www.sekiyadohaku.com/ ※電話(04-7196-1400)でのお申し込みも受け付けています。       電話でお申し込み       ↓      送料及び代金を現金書留あるいは郵便小為替で当館へ       ↓    冊子小包にて発送いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― (4)季節だより ―――――――――――――――――――――――――――――――――――   今年は、平年より台風発生回数が多く、多くの被害をもたらしています。  皆様のお住まいになられている地域はいかがでしょうか。    日本列島はご存じのように山がちな国土であり、河川も短く、急であると  いう特徴を持っているため、昔から日本人は洪水と戦ってきました。河川に  ついては、国土交通省が中心となり、スーパー堤防の建設をはじめ、様々な  河川管理を行っています。つい先日のTV放送では、地滑りを見事に事前に 予測し、人的被害ゼロを実現した国土交通省の日々の取り組みが紹介されて いました。   これから台風シーズン到来です。備えあれば憂いなしですね。 ===================================  せきはくマガジン第54号をお送りしました。毎月後半に当館の新鮮な情報 お届けします。皆様からのお声をお待ちしております。お気軽にお寄せ下さい。 (お声を当マガジンに掲載させていただく場合もあります。) =================================== せきはくマガジン第54号 発行:千葉県立関宿城博物館 郵便番号270-0201 千葉県野田市関宿三軒家143-4 電話04-7196-1400 FAX04-7196-3737 ホームページ:http://www.sekiyadohaku.com/ 携帯電話版:http://www.sekiyadohaku.com/i/index.html ご意見、購読申込・中止:main@sekiyadohaku.com