千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞            せきはくマガジン          http://www.sekiyadohaku.com/ 携帯電話版http://www.sekiyadohaku.com/i/index.html ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞2005年1月30日第59号 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――    ■@■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■.■     もくじ (1) 平成17年2月のイベント情報   (2) 地域子ども教室〜川と歴史の探検隊〜 (3) せきはく豆事典〜「高野家文書に見る薬の購入先」〜 (4) 当館刊行物のお知らせ (5) 季節だより ■@■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■.■ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― (1)2月のイベント情報    @★郷土食講座「高菜漬け」    A★歴史講座「まとめ」〜歴史的な病の治療法〜 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――    関宿城博物館では、「川の歴史と文化」をテーマに、おもしろくてためになる さまざまなイベントを年間をとおしてご用意しております。是非、足をお運び ください。 (もちろんイベントの無い日だっていつ来ていただいても面白いですけどね) 参加には応募が必要なものもあります。ご確認のうえ、電話(04-7196-1400) でお申し込みください。  @★郷土食講座「高菜漬け」  ◇全10回実施 …@2/26(土),A2/27(日)     …B3/1(火),C3/2(水),D3/3(木),E3/4(金) F3/5(土),G3/6(日),H3/8(火),I3/9(水)  (各日に於いて、午前の部と午後の部があります) 開催日 第1回 2/26(土)     第2回 2/27(日)  時 間 午前の部10:30〜12:00  午後の部13:30〜15:00   定 員 午前、午後ともに各10名  費 用 600円(材料費)  申込み ・2月分については、1月26日から受付を開始しています。      ・3月分の講座につきましては、2月1日(火)から受付を開始 します。 その他 10回連続の講座ではありませんので、お間違えのないようお願      いします。 A★歴史講座「まとめ」〜歴史的な病の治療法〜 開催日 2月27日(日) 時 間 13:40〜 講 師 関宿城博物館長 阪田 正一    費 用 100円(資料代) 申込み 1月27日(木)から電話受付を開始しています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― (2)地域子ども教室〜川と歴史の探検隊〜について ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 関宿城博物館では、毎週、土曜日・日曜日に「地域子ども教室〜川と歴史の 探検隊〜」を実施しています。土曜日は、集会室で、ビデオを上映します。  昔ばなし・アニメなど内容は盛りだくさん。日曜日は、前庭で昔の遊び〜竹 馬・面子・ビー玉・こま・ケン玉 など〜を行うことができます。  その他にも、古代人体験や新春たこあげ・自然観察会などを予定しています。 上記のビデオや昔の遊びは、参加費無料・事前申込み不要ですが、中には、 有料・事前申込みが必要なものもありますので、詳しくは、当館ホームページ でご確認いただくか、お電話ください。 HPアドレス http://www.sekiyadohaku.com/ 電 話 04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館 学芸課) 【2月の予定】 5(土)1日ビデオ 6(日)昔の遊び 11(祝)昔の遊び 12(土)1日ビデオ   ※2月の「地域子ども教室」のイベントは、 13(日)昔の遊び   全て申込みは必要ありません。 19(土)1日ビデオ 20(日)昔の遊び * 昔の遊びのコーナーの「竹馬」・「ベーゴマ」・「こま」では、10級 から1級までの段階を示したチャレンジカードを発行(無料)しています。 そして、審査員のもと10級から1ランクずつ合格し、見事、1級まで到  達すると記念撮影を行い、その写真を展示します。   10月から始まった地域子ども教室。竹馬で1級を達成した人は3人に  なりました。「ベーゴマ」では1名1級を達成しました。「こま」では、  まだ一人も1級合格は出ていません。さあ、チャレンジしてみましょう。  もちろん何日・何ヵ月かかっても獲得した「級」は有効です。日曜日に来  館されたなら、是非、挑戦してみてください。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― (3)せきはく豆事典 〜「高野家文書に見る薬の購入先」〜 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                                       関宿城博物館に寄託されている高野家の古文書資料は1,118通あり、 その目録については平成16年度企画展展示図録に医学書などとともに高野 家資料目録として掲載をしている。1,118通の古文書資料には江戸本町 から差し出された「覚」が含まれている。江戸本町は、享保年間(1716 〜1735)に薬種問屋がおこったところであり、その結果、医薬の大衆化 が進んだといわれている。これらの「覚」が江戸本町の薬種問屋で作成され たことは疑いなく、医家高野家との関係が注目される資料である。 江戸本町から差し出された「覚」は6通になる。差出人数から言うと4人、 つまり4か所の問屋からということになり、鰯屋市左衛門(2通)、今井半 太夫(2通)、近江屋庄助、玉屋善太郎の店である。このうち薬剤が見られ るのは玉屋善太郎の「覚」である。当館の客員研究員である林 保氏に読み 下しをお願いしましたので要点を紹介したい。  「覚」には、御榧油三勺を三百文で、丁字香を百文で買い付け、その代金 が確かに支払われたという内容である。さて、榧油はカヤの実の核を圧搾し て得られる薬油であり、丁字香は香料として用いられたようであるが何を調 合したのかは具体的には不明である。高野家では、「家伝開明散」、「家伝 青眼膏」、「プロイム」が調合され、利根川、江戸川流域に広く販売されて いたことがわかっており、これらと関係のあった薬剤と思われる。  高野家で使用された薬剤は、包み紙に書かれた品名から「寒水石」、「地 横」、「細辛」、「桃仁」などを知ることができるが、「覚」からはこれら の薬剤を確認することはできない。  鰯屋市左衛門から差し出された1通に子壬(閏)二月廿五日の日付がある ことから、嘉永5年、西暦1852年に作成された「覚」で、唯一年代が特 定できる資料である。この頃は4代目敬仲(桃寿)が関宿桐ヶ作で医療を行 ない、弟の石寿は取手において高野家秘伝の妙薬を手広く販売していた時期 にもあたり、医家として最も盛行していたと考えられる時期である。これら 「覚」は江戸本町の薬種問屋と高野家の具体的な取引がわかる貴重な資料と いえるであろう。                               (阪田) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――  (4)当館最新刊行物のお知らせ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――    ○平成16年度企画展図録 「幕末の眼科医 高野 敬仲」      江戸時代中期以降、明治初期までの医学史と、幕末から明治にかけて  利根川中流域で活躍した、眼科医 高野敬仲の足跡を紹介。  1.江戸中期から明治初期の医学史  2.利根川中流域の医療の実態  3.幕末の眼科医 高野敬仲  4.3代目敬仲(椿寿)と文人達の交流     ・1、500円(税込み) ○平成15年度 研究報告(第8集)     1.戦国期関宿周辺の河川普請 −権現堂堤の修築を中心に− (新井浩文)  2.岩井の将門伝説 (村上春樹)  3.千葉県野田市(旧関宿町)の力石 (高橋愼助・石田年子)  4.関宿藩剣術士鏡心流 荒尾光政伝説について(中村正己)  5.江戸町と関宿本陣会田家 −会田久兵衛諸用之覚−(その2)(林 保)  6.我孫子市中峠の「四季耕作図」について(榎 美香)  7.船橋随庵関係文書目録(3) (瀬戸久夫)   ・600円(税込み) ○利根川・江戸川水系の川船調査報告書(第1集)     1.川船(利根川水系)観察時の要点について (松井哲洋)  2.利根川上流域における渡し舟について〜水上から玉村まで〜(島田志野)  3.田舟に見る低湿地文化 〜群馬県板倉町〜 (宮田裕紀枝)  4.写真資料に見る和船〜江戸川・利根運河を航行した高瀬船〜(松丸明弘)  5.船大工の板図   @茨城県猿島郡境町の船大工「森造船所」の板図   A千葉県銚子市の元船大工「船権」の板図       (事務局)  6.流域の生活と船 〜船の記憶の聞き書き集〜 (事務局)  7.幕末維新期における利根川下流域の渡船経営             〜千葉県佐原市三島を事例として〜 (米谷 博)      ・600円(税込み) ※当館ホームページでご確認下さい。       http://www.sekiyadohaku.com/ ※電話(04-7196-1400)でのお申し込みも受け付けています。       電話でお申し込み       ↓      送料及び代金を現金書留あるいは郵便小為替で当館へ       ↓    冊子小包にて発送いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― (5)季節だより ―――――――――――――――――――――――――――――――――――  1月1日「関宿城から初日の出を見よう」のイベントに多数応募いただき、 ありがとうございました。応募者多数のため抽選になりました。当日は大雪の ため40名の参加になりました。6時51分の日の出の予定でしたが、霧のた めに全く拝めませんでした。残念!! ご参加下さった皆様方お疲れさまでした。  2005年もあっという間に1ヶ月を経過しようとしています。 寒暖の差が大きく、体調管理が難しい時期でもあります。特に、暑いところか ら寒いところへ(たとえば、室内から屋外に)移動するときには、十分気をつ けた方がよいと指摘されています。冬本番を迎え、インフルエンザの流行も懸 念されています。まずは、健康が一番です。お互い気をつけて生活しましょう。 ===================================  せきはくマガジン第59号をお送りしました。毎月後半に当館の新鮮な情報 お届けします。皆様からのお声をお待ちしております。お気軽にお寄せ下さい。 (お声を当マガジンに掲載させていただく場合もあります。) =================================== せきはくマガジン第59号 発行:千葉県立関宿城博物館 郵便番号270-0201 千葉県野田市関宿三軒家143-4 電話04-7196-1400 FAX04-7196-3737 ホームページ:http://www.sekiyadohaku.com/ 携帯電話版:http://www.sekiyadohaku.com/i/index.html ご意見、購読申込・中止:main@sekiyadohaku.com