人とのかかわり
中世のヨーロッパでは、イッカクの牙は、想像上の動物であるユニコーン(一角獣)の角として高値で取り引きされていました。この「ユニコーンの角」は装飾品として用いられたほか、解毒作用があるとも信じられていました。
現在でも、グリーンランドやカナダ東部ではイヌイットの人々によるイッカクの捕獲がおこなわれており、牙の他にも、肉や皮脂などが利用されています。
ユニコーン イラスト:高橋亜紀
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