フィールドノート No.2241

 2024/05/10(金)

 キイロスズメバチの超大型巣

 君津市の民家にできたキイロスズメバチの巣を頂戴することができた。昨年秋に業者さんにより処理済みとのことで、生きたスズメバチは居ないので危険はない。スズメバチは毎年新しい巣をつくるが、キイロスズメバチの場合、最初は狭いところに巣を作り、途中で広いところに巣を作り直すことが多いという。直径70cmを超えるこの巣も、夏に引っ越しして秋までの2–3ヶ月で作り上げたものかもしれない。

  • 写真1 軒下のキイロスズメバチの巣
  • 写真2 表面のマーブル模様が美しい
  • 写真3 駆除の際に開けられた穴から巣盤やハチの死骸が見える
  • 写真4 巣の中に残されていた働き蜂
  • キイロスズメバチ Vespa simillima xanthoptera(スズメバチ科)

(斎木健一)