県美メールマガジン No.144

☆☆☆ 開催中 ☆☆☆

「日本赤十字社所蔵美術展~いつまでも変わらない人道への想い~千葉県赤十字奉仕団創設70周年」【第128展示室】

日本赤十字社の美術品コレクションのなかから、日本画、洋画、彫刻、工芸、版画などあわせて約60点を展示しています。このコレクションは、赤十字社の人道的活動に共感した、日本を代表する作家たちや関係者によって寄贈されたものです。その多くは日本赤十字社創立百周年記念事業として本社新社屋を建設した昭和52年に寄贈されました。

本展覧会は、民芸運動の創始者である濱田庄司の《鉄絵花瓶》、赤絵が鮮やかな13代酒井田柿右衛門の《染錦花鳥文花瓶》をはじめとする工芸の展示で始まります。工芸に続くのが、コレクションの中核をなす油彩画、そして版画です。没後50年をむかえた藤田嗣治の《佛印メコン川》や、日本赤十字社特別社員であった二世五姓田芳柳の《吉野山大観望》をはじめとする優品をご覧いただけます。なかでも、卓越したデッサン力と油彩画の技量を誇る小磯良平の人物群像《集い》と、東郷青児の大作《ソルフェリーノの啓示》は必見です。石川響の《海》や東山魁夷の《晴れゆく朝霧》といった日本画、日本赤十字社の制服(複製)やポスターといった貴重な関連資料も展示しています。併せてお楽しみください。

 

同時開催:夏のアート・コレクション「近代洋画の先駆者 浅井忠8 - 浅井忠と周辺作家たち - 」 

【第3展示室】

アート・コレクション(収蔵作品展)では、当館が所蔵する浅井忠の作品や資料を会期毎にテーマを設けて紹介してきました。通算8回目となる今回の題名は「浅井忠と周辺作家たち」です。浅井がフランスのグレー村を訪問していた時期に着目し、浅井の作品と関係資料や、交流のあった周辺の画家、建築家、文学者の作品と資料を紹介します。

浅井はフランス滞在中に4度グレー村を訪れました。画家として最高潮を迎えていたこの時期に描いた作品は、従来よりも明るく、どれも季節感豊かな魅力溢れるものです。4度目のグレー村滞在は、最も長く、秋から春にかけて約半年間にわたりました。この間、絵画制作のみならず、仲間と句会を開くほか、旧友の紹介で陶器の絵付けを体験するなど充実した日々を過ごします。

本展では、浅井の作品とともに、句会の記録をまとめた句集「寒月・水仙」、隣村の工房で絵付けした陶器の「絵皿」、友人に宛てた絵葉書なども併せてご鑑賞ください。

 

【会  期】714日(土)~924日(月・振休)

【開館時間】9時~1630

【休 日】月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

【入 料】日本赤十字社所蔵美術展、アート・コレクション共通

【一  般】300(240)、高校・大学生150(120) *( )内の数字は20名以上の団体料金

中学生以下・65歳以上・障害者をお持ちの方と介護者1名は無料

URLhttp://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1523866842940/index.html

 

「ちばみなとのいま・そしてみらい」【第7展示室】

 平成30324日、千葉港中央地区の旅客船桟橋や千葉ポートパーク周辺が国土交通省によって「みなとオアシス千葉みなと」として登録されました。「みなとオアシス」という制度は、「みなと」を活かしたまちづくりの推進を国土交通省が支援するものです。この「みなとオアシス」を運営する千葉市みなと活性化協議会に、千葉県立美術館はオブザーバー参加しており、今回、みなとオアシス登録記念展として「ちばみなとのいま・そしてみらい」展を開催します。

 本展覧会の第2会場となる千葉県立美術館では、国土交通省提供の資料により、みなとオアシスの概要と、みなとオアシス千葉みなとの紹介を行います。また、千葉中央地区の1920年代の以降の歴史を示す絵はがきや1950年代以降の千葉港の整備を示す写真を近隣の多くの機関の協力により展示します。東京湾で活躍する清掃兼油回収船「べいくりん」についても、映像や模型を交えて紹介します。

 

【会  場】1)千葉ポートタワー 第1部「千葉の都市デザインとちばみなと」

      2)千葉県立美術館  第2部「千葉港の歴史とみなとオアシス千葉みなと」

【会  期】821日(火)~99日(日)

【開館時間】9時~1630

【休 日】月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

【入 料】無料

【主  催】千葉市みなと活性化協議会、千葉ポートタワー、千葉県立美術館

URLhttp://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1533532705743/index.html

 

☆☆☆ 募集中 ☆☆☆

ワークショップ 「ぼくたちがつくるみらいの千葉みなと」

美術館のある千葉みなとエリアのみらいは、どう変化するだろう?ビルダーカードや段ボールを使って、未来の千葉みなとを自由にかたちづくってみよう。なお、完成した作品は99日までの約2週間展示します。

 

【日時】 825日(土) 13:0015:30

【会  場】千葉県立美術館

【対  象】小学生30

【参 費】200

【事前申込】815日(水) 締切 (往復はがき)

URLhttp://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1521706362623/index.html

 

☆☆☆ ひとこと ☆☆☆

はやいもので、「日本赤十字社所蔵美術展」「夏のアート・コレクション 近代洋画の先駆者 浅井忠8 - 浅井忠と周辺作家たち のオープンから一か月が経ちました。この間、多くの方々にご来館いただき、ご好評をいただいております。記録的な猛暑が続いておりますが、この機会にぜひ美術館に足をお運びください。

 

♪♪♪ 友の会からのお知らせ ♪♪♪

県立美術館友の会では平成30年度の会員を募集しています。

会員になると、『絵画教室や実技講座(洋画・日本画・水彩画・写真)』の受講や『葉美会展』への作品出展のほか、『芸術文化講演会』など多彩な行事に参加できます。

新しく入会を希望される方は、友の会事務局またはミュージアムショップまでお問い合わせください。

 

 実技講座のお知らせ 

【水彩画講座2(静物)】

【期日】1017日(水)~19()24()26()

【時間】13:0016:30

【講師】青柳 光枝

【定員】30

【受講料】7,000

【場 所】千葉県立美術館第1アトリエ

申込締切103()

http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1517847662325/index.html

 

【洋画講座5(人物)】

【期日】117日(水)~9()14()16()

【時間】13:0016:30

【講師】羽生 智樹

【定員】30

【受講料】8,000

【場 所】千葉県立美術館第1アトリエ

申込締切1024()

http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1517847662325/index.html

 

=====================

260-0024千葉市中央区中央港1丁目101

千葉県立美術館内 友の会事務局

Tel:043-242-8311(内線34 Fax:043-241-7880

=====================

県美メールマガジンNo.144 2018.8.15

260-0024 千葉市中央区中央港1-10-1

Tel 043 (242) 8311  Fax 043 (241) 7880

URL http://www2.chiba-muse.or.jp/ART/

このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。返信は電話、Faxでお願いいたします。