県美メールマガジン No.149

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・ご挨拶

・開催中の展覧会「中山忠彦 永遠の美を求めて

・次回の展覧会 「冬のアート・コレクション」

2019年度ミュージアム・サポーター募集

・平成312019)年度 博物館実習生募集

・友の会からのお知らせ

・友の会・実技講座のお知らせ

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☆☆☆ ご挨拶 ☆☆☆

 新年、明けましておめでとうございます。

本年も千葉県立美術館をどうぞよろしくお願いいたします。

さて、はやいもので、平成30年度企画展「中山忠彦―永遠の美を求めて―」も今週いっぱいをもちまして閉幕いたします(120日まで)。ぜひお見逃しなく。

 次回「冬のアート・コレクション」は129日にオープンします。今季の目玉は具象彫刻をテーマとする2つの展示です。具象彫刻の先駆者たちから、現在第一線で活躍する気鋭の若手作家・宮坂慎司氏の作品が展示されます。その深く、豊かな具象彫刻の世界を存分にお楽しみください。

 

☆☆☆ 開催中の展覧会 ☆☆☆

●平成30年度企画展 「中山忠彦 永遠の美を求めて

【概要】

 千葉県市川市在住の洋画家・中山忠彦(昭和10年~)は、気品あふれる女性美を追求した作品で人気を博しています。現在の日本洋画壇を代表する画家の一人であり、日展、白日会を中心に活躍し、日本芸術院会員、日展理事、白日会会長等も務めています。

 中山氏は福岡県小倉市(現・北九州市)に生まれ、大分県中津市で育ちました。高校卒業後、上京して伊藤清永絵画研究所に入門し、内弟子として約4年間の指導を受けて独立します。画業初期にあたる内弟子時代、画家は師に倣って裸婦像に取り組み、単身像や二人像、群像を通して光の描写や構図の研究に励みます。しかし、のちに妻となる良江さんとの出会いをきっかけに、主に良江夫人をモデルとする着衣の女性像を描くようになります。モデルが着用するのは、作家本人が収集するアンティーク・ドレスの数々であり、その優美で質感豊かな表現がモデルの内面を浮かび上がらせるようです。

 本展では、油彩画や版画、デッサン等、最新作を含む約70点の作品と、制作に使用されたアンティーク・ドレスや帽子、扇子等、画家自身の貴重なコレクションを併せて展示します。初期から現在に至るまでの60年以上に及ぶ画業をたどりながら、「見えるものを通して見えないものを描く」ことを礎としてきた中山の追求する普遍的な美の世界に迫っていきます。

【会  期】 ~平成31120日(日)

【開館時間】 9時~1630

【入 場 料】 一般500円(400円)、高校・大学生250円(200円)

( )内は20名以上の団体料金

中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料

【会  場】 第1238展示室

U R L】 http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1523866842940/index.html

 

☆☆☆ 次回の展覧会 ☆☆☆

千葉県立美術館ではアート・コレクション(収蔵作品展)として、様々なテーマで収蔵作品を紹介しています。平成31129日(火)に始まる冬のアート・コレクションでは、日本近代彫刻を代表する小倉惣(おぐらそう)次郎(じろう)新海(しんかい)(たけ)太郎(たろう)高村(たかむら)光太郎(こうたろう)らで構成する「具象彫刻展 ― 具象彫刻の先駆者たち ―」展をはじめ、「浅井忠9」「メタルアートの世界Ⅲ」「コレクション名品展」と題した収蔵作品展をそれぞれ開催します。また、併せてアート・コレクション+具象彫刻の今 ― 彫刻家宮坂慎司と県美の収蔵作家たち ―を開催します。本展では、気鋭の彫刻家・宮坂(みやさか)慎司(しんじ)氏(千葉県柏市在住)の作品とともに当館が収蔵する具象彫刻作品を展示します。宮坂氏は塑造(そぞう)という手法によって、モルタルをはじめとした素材の味わいを追求する、現在最も注目されている作家の一人です。その独自の世界とともに当館収蔵の具象彫刻作品を新たな視点でお楽しみください。

【会  期】 平成312019)年129日(火)~414日(日)

【開館時間】 9時~1630

【入 場 料】 <アート・コレクション共通>

一般300円(250円)、高校・大学生150円(120円)

( )内は20名以上の団体料金

中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料

※第7展示室(「具象彫刻の今」)のみの入室は無料

【会  場】 第12378展示室

U R L】 http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1524105032143/index.html

 

☆☆☆ 2019年度ミュージアム・サポーター募集 ☆☆☆

このたび、千葉県立美術館では、2019年度教育普及活動を一緒に運営してくださるミュージアム・サポーター(ボランティア)を募集します。この制度は、美術館に対する県民の理解を深めるとともに、県民の自己実現や生きがいづくりにつながる学習の場としての社会参加の場を提供し、さらに県民参加により美術館活動の一層の活発化とサービスの向上を図ることを目的とするものです。美術、美術館、美術教育、生涯学習、地域交流などに興味をもち、自己実現の場として美術館の活動に熱意を持って取り組んでいただける方の御応募をお待ちしています。

 なお、ミュージアム・サポーターは2018年度までボランティアの名称で活動を行っていたものです。活動の内容を検討する中で、より積極的に館の事業を盛り上げる存在として育成をはかるべき考え、2019年度よりミュージアム・サポーターの名称に変更しました。

 活動内容の詳細や、申し込み方法等につきましては、美術館HPをご確認ください。

http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1545119823896/index.html

 

☆☆☆ 平成312019)年度 博物館実習生の募集☆☆☆

 千葉県立美術館では、現在、大学または大学院在学中で、博物館学芸員資格過程を履修している学生を対象に、平成312019)年度博物館実習の募集をいたします。

千葉県出身者・千葉県内大学の在籍者(美術系学部の在籍者を優先とする)で、当館の定める以下の実習期間すべてに参加できる方が対象です。

【実施期間】 平成31(2019)821日(水)~827日(火)

・計7日間(うち1日は自宅研修)

・なお、事前研修は720日(土)を予定しています

・天候等により日程は変更になる可能性があります

【応募期間】 平成31(2019)214日(木)~314日(木)

応募方法等を含む詳細につきましては、美術館HPをご確認ください。

http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1522114615270/index.html

 

♪♪♪ 友の会からのお知らせ ♪♪♪

県立美術館友の会では会員を募集しています。会員になると、『実技講座(洋画・日本画・水彩画・写真)』の受講や『葉美会展』への作品出展のほか、『芸術文化講演会』など多彩な行事に参加できます。

新しく入会を希望される方は、友の会事務局またはミュージアムショップまでお問い合わせください。

 

 友の会・実技講座のお知らせ 

●洋画講座7(人物)

【日 時】 平成312019)年25日(火)~7日(木)・13日(水)・14日(木)・17日(日) 各13時~1630

【講 師】 田辺知治 氏

【定 員】 30

【受講料】 8,000

【場 所】 千葉県立美術館第1アトリエ

【申込締切】 平成312019)年122()

U R L】 http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1517847662325/index.html

 

●洋画講座8(静物)

【日 時】 平成312019)年36日(水)~8日(金)・12日(火)・14日(木)

13時~1630

【講 師】 濱田清 氏

【定 員】 30

【受講料】 7,000

【場 所】 千葉県立美術館第1アトリエ

【申込締切】 平成312019)年220()

U R L】 http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1517847662325/index.html

 

◆友の会 問い合わせ先

260-0024千葉市中央区中央港1丁目101

千葉県立美術館内 友の会事務局

Tel:043-242-8311(内線34 Fax:043-241-7880

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県美メールマガジンNo.149 2019.1.15

260-0024 千葉市中央区中央港1-10-1

Tel 043 (242) 8311  Fax 043 (241) 7880

URL http://www2.chiba-muse.or.jp/ART/

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