柏市中山新田1遺跡


Ⅲ(3)層から黒曜石製の小型石槍が散見されるものの、主体はⅨ(9)層(約3万年前)で、7か所の石器集中地点に分けられます。

中央部では4か所で石器の集中する地点が発見され、第3c地点からは、この時期の特徴である局部磨製石斧が出土しています。一方、最南端部には、環状ブロックと呼ばれる第4ユニットが位置しています。