初午(ハツウマ)
初午の料理として「スミツカレ」があります。大根、人参、油揚げ、大豆、酒粕を材料とした料理で、稲荷に供え、皆で食べます。
旧久留里藩(君津市久留里)の武家の屋敷神稲荷の初午は、次のような方法で祀られます。この日、屋敷の神様であるお稲荷様のお宮を藁と竹で新しく作りかえます。この中に幣束や赤飯、油揚の煮物などを供えました。
商家−佐原市田宿の事例
初午の日、佐原の子供たちは、次のような歌を歌いながら、楽しく過ごしました。
「おーかんけー、おーかんけー、鳥居の上から落っこちて、○○のちんぽをすりむいて、膏薬代が三十文、いわってくんちぇ、いわってくんちぇ」
中には、卑猥なものもありましたが、この日だけはおおっぴらに歌えました。
武家屋敷−君津市久留里の事例
武家の屋敷神稲荷の初午は、次のような方法で祀られます。この日、屋敷の神様であるお稲荷様のお宮を藁と竹で新しく作りかえます。この中に幣束や赤飯、油揚の煮物などを供えました。