#014 Flavocetraria cucullata (Bellardi) Kärnefelt & A.Thell | |||||
【外部形態等】地衣体は葉状だが立ち上がり,樹状に見える.高さ5cm程度.裂片は線形で不等長ニ叉分枝を繰り返し,部分的に仮軸を形成する.裂片は背面側に樋状に巻き,基部ではほとんど筒状になることが多く,腹面は概して白味を帯びる.背面(窪んだ側)・腹面(突出した側)とも多少とも黄色を帯び,平滑,背面はより暗色で光沢が強い.粉芽・裂芽を欠く. 【フォトビオント】Trebouxia |
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【化学成分】ウスニン酸・プロトリケステリン酸(文献1) 【分布と生態】高山の地上に生育.北海道~本州中部(文献1) |
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ウスキエイランタイ/薄黄依蘭苔 Flavocetraria cucullata (Bellardi) Kärnefelt & A.Thell |
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【異名等】Cetraria cucullata (Bellardi) Ach. | |||||
【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349 pp., 48 pls.保育社,大阪市. | |||||
執筆:原田浩,2021 | |||||
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