生態園のご紹介 千葉県立中央博物館

 整備工事
 現在の姿からは想像がつきませんが,いまの生態園の景観は舟田池周辺を除いてゼロから育てられたものです.生態園の整備は 1987 年 12 月に始まりました.農水省の畜産試験場の跡地をブルドーザでならし,園路や「せせらぎ」などの地形がつくられました.翌 88 年2月に植栽工事がはじまり,日本各地の若木,苗木をつかって房総の自然の再現がはかられました.
 生態園は 1989 年2月に一般公開され,現在に至っています.整備後 10 余年をへてようやく木々が森を作りはじめています.
 写真左上は,1988 年当時の生態園の風景です.これに対して,写真右上は同じ場所の現在の風景です(2000 年1月).くわしく言うと,「生態園正門を入ってすぐ,オリエンテーションハウス前からみる海岸植生」ということになります.下の写真は,場所は違いますが,当時の植栽工事のようすを示したものです.


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