生態園のご紹介
千葉県立中央博物館
湿原
土が粘土質であるなど,排水のわるい過湿地では,ヨシ,ヒメガマ,スゲ類などからなる湿原ができます.千葉では,台地に入りこんだ谷状の低いところ(いわゆる谷津)や川べり,沼,砂浜のうしろ(後背湿地)などに様々なタイプの湿地・湿原がみられましたが,その多くが今では失われてしまいました.
生態園の湿原ではヨシ,ヒメガマなどの水草が繁茂し,周辺はヤナギやハンノキの湿地林となっています.右の写真は,湿原の初夏の様子です.
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