縁側で将棋

 撮影年月日：1950年代

 撮影場所：千葉県君津市市宿

夏の縁側で男の子たちが将棋をしている。夏の縁側は外に向かって開いている、外から覗いて将棋をしている姿が見えれば仲間に入る。一人の子は、家には上がらず靴をはいたまま将棋の見物である。なんとものどかな、しかし暖かい風景である。最近の家は縁側もないし、あったとしても夏場はエアコンのために閉鎖されてしまう。今では見ることのできない光景である。

提供：木曽野正勝氏