君津市市宿の迎え火

 撮影年月日:1960年代

 撮影場所:千葉県君津市市宿

昭和30年代、君津市市宿のお盆の迎え火をたく風景。迎え火は早くたく方がよいので、暗くならないうちに家の前に火がともる。この地区では、迎え火には小麦の藁を燃やす。稲の藁と違って燃える時に、パチパチと音をたてる。この音が大切だということで、このためだけに小麦を育てている家もある。道路は未だ舗装されていない。

撮影:木曽野正勝氏