犬の交通安全

 撮影年月日:1960年代-1970年代

 撮影場所:千葉県

横断旗をくわえて道路を渡る犬。写真の左端には金網型のガードフェンスが写っている。昭和30年代?40年代、急速な自動車の普及によって交通事故が多発した。交通事故防止のため、ガードフェンスや横断旗が設置されたほか、1960年の道路交通法によって横断歩道が制定された。制定当時の横断歩道ははしご型とチェック模様の2種類で、1965年の「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」ではしご型のみになり、1992年から現在のゼブラ型が採用されている。

撮影:吉野章郎氏