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痂状地衣:マルミゴケ属(被子器)/ Thelidium |
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※全種の写真が掲載されているわけではありません
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アナイボゴケ科の中では,地衣体が痂状で(鱗片状ではない),子嚢胞子が比較的幅が広く,2室か4室であるのが特徴.外見上の区別は難しく,被子器の縦断切片のプレパラートを観察し,被子器壁と子嚢胞子の形態を調べる必要がある. |
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Thelidium japonicum マルミゴケ(●) |
子器は黒く,地衣体は微細な顆粒か円盤状. |
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Thelidium chibaense チバノマルミゴケ(●) |
子器は暗褐色,地衣体は微細な顆粒か円盤状. |
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Thelidium sinense コマルミゴケ(●) |
子器は黒色,地衣体は微細な顆粒状. |
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Thelidium rehmii サワマルミゴケ(●) |
子器はほぼ黒色,地衣体は連続. |
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Thelidium radiatum ホシクチマルミゴケ(●) |
子器は黒く,孔口の周りに放射状の割れ目がある.地衣体は連続し,比較的厚い. |
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