房総の地衣類
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注: 地衣類は和名のみ示します.学名は<もくじ>の●「1-2.和名順リスト」で調べてください.
1.南房総市(地点1),撮影2004年7月14日
およそ南側を向き日当たりの良いガードレール(A)では,上が樹木で覆われた西の端の部分にのみ,ウメノキゴケ科が生えていた(B)
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A B.ウメノキゴケ(左),ナミガタウメノキゴケ(右)  
2.南房総市(地点2),撮影2004年7月14日
杉植林と崖に挟まれた林道のガードレールには,多くのウメノキゴケ科が生えていた.
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A B C
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D.中央付近はFに,左はEに拡大 E.中央はウメノキゴケ,その左上に接するのはマツゲゴケ.右の上はトゲウメノキゴケ,その下はコナヒメウメノキゴケ F.中央はウメノキゴケ,左下に接するのはナミガタウメノキゴケ
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G.ウメノキゴケ.ミノムシがウメノキゴケの断片を蓑の素材にしている.(※文献1)    
※文献1: 川名興・HUR Jae-Seoun・原田浩/ 2004/ ガードレールは地衣だらけ./ 日本地衣学会ニュースレター(43): 149-151.
3.南房総市(地点3),撮影2004年7月14日
杉植林と急斜面に挟まれた林道のガードレールには,多くのウメノキゴケ科が生えていた.上の地点2よりも暗い.
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A B C
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D E F.交通標識上には,コナヒメウメノキゴケが生えていた
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G.この拡大はHに H.中央と左にナミガタウメノキゴケが多い I.中央右はコナヒメウメノキゴケ,左はマツゲゴケ
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G.右はウメノキゴケ,左はマツゲゴケ,中央下はナミガタウメノキゴケ H I.ワタヘリゴケ属
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J.Iの拡大    
4.南房総市(地点4),撮影2004年7月14日
南東を向いたガードレールは比較的日当たりが良く,上が樹木で覆われた西の端付近にウメノキゴケ科が多く付いていた.
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A B C
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D E F.ウメノキゴケ.右はマツゲゴケ
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G.中央と左はマツゲゴケ,右はナミガタウメノキゴケ. H.マツゲゴケが多い.ナミガタウメノキゴケが混じる. I.オオマツゲゴケ.
5.南房総市(地点5),撮影2004年7月14日
北西を向いたガードレールは,午後の短い時間だけは比較的日当たりが良いようである.
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A B.中央部はウメノキゴケ. C.中央部はマツゲゴケ.
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D.中央はウメノキゴケ. E.ウメノキゴケ.  
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