房総の地衣類

Porpidia albocaerulescens (Wulfen) Hertel & Knoph

ヘリトリゴケ

種の記載等・・・「日本の地衣類(ウェブ図鑑)」から
生態写真
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A B C
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D    
レキデア型の裸子器の子器盤は類白色ないし淡灰色の粉霜で覆われるのに対し,子器の縁部が暗色であることから(D),ヘリトリゴケの名がつけられた./1A~D,石垣上,一宮町.
実体顕微鏡下の拡大写真
porpidia porpidia porpidia
A B C

A~C,乾燥標本/ 岩上に生える.痂状の地衣体は厚く,灰白色から緑褐色,時に褐色を帯びる.レキデア型の子器は子器盤が薄い灰色で,縁部が黒っぽく縁どられる.この写真のように,子器が地衣体に半ば埋もれることが多い.千葉県では墓石などの石造物上にしばしばみられる./ 岩上,東京大学千葉演習林

2021制作;2023.9更新