Stereocaulon exutum Nyl.
キゴケ
低地から亜高山帯まで分布する,岩上生の樹状地衣.
(A~D)この地域にみられるキゴケ属Stereocaulon の中では,擬子柄は最も大きく,良く分枝し,1箇所から密集して生じる.擬子柄の特に基部付近では,棘枝が長く枝分かれをして同一平面状に広がることが多い(B).亜高山帯では,やや日陰を好むようである.