生態園の自然 20200520_10

 2020/05/20(水)

 ナナホシテントウ

ハマボウフウの花にいたナナホシテントウの成虫と幼虫。ナナホシテントウは成虫も幼虫もアブラムシなどの小型昆虫を捕食することが知られていますが、花粉も食べます。蛹から羽化したばかりの成虫は翅の色が薄く、黒い紋もうっすらとしています。この状態を「テネラル」といいます。飛ぶ時以外は前翅の下に折りたたまれている後翅がだらしなくはみ出したようになっているのは、翅脈を伸展させるためでしょうか。テネラルの成虫のすぐそばに羽化した殻と思われる蛹がありました。

(尾崎煙雄)

 

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