生態園の自然 20200611_04

 2020/06/11(木)

 ベッコウクモバチ

海岸植生の砂地で見られる3種目のハチはベッコウクモバチです。体長2センチほどのスリムなハチ。クモを狩り麻酔をして巣穴に運び込み卵を産み付けます。文献によると、ネズミやモグラの掘った穴を巣穴として利用すると書かれています。このハチも人を襲うことはありませんが、手で掴むと刺されます。刺されるとかなり痛いので手づかみしないでください。上に載っているのがオスです。オスはメスに比べてかなり小さいのが本種の特徴です。

(尾崎煙雄)

 

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