生態園の自然 20200903_02

 2020/09/03(木)

 クマノミズキの枝を落とす者

オリエンテーションハウス脇にあるモニタリング個体や野鳥観察舎前にあるクマノミズキの根元に沢山の小枝が落ちています。葉と果序をつけたもの、または果序だけのものがあります。野鳥観察舎前でクモの網に引っかかっていた果序を見つけました。この枝には果実がたくさんついていますが、地表に落ちたものには果実はあまり残っていません。推測するに、何者かが枝を切って地面に落として果実を食べたのではないかと思われます。落ちた枝の切り口を見ると、引きちぎったというよりは噛み切った痕のように見えますから、鳥ではなく哺乳類の仕業かと推理しました。ネズミか、もしかしてハクビシンか、気になります。

(尾崎煙雄)

 

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