生態園の自然 20201014_03

 2020/10/14(水)

 ケチヂミザサ

タブ林の園路の一角にケチヂミザサが群生している場所があります。その果実はいわゆる「ひっつき虫」の一つで、藪こぎをしたときにズボンがベタベタになることがあるのはこいつのせいです。果実には長い針状の毛があり、そこに水滴のように粘液がついているのがわかります。この粘液で動物の身体にひっつく仕掛けです。

(尾崎煙雄)

 

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