生態園の自然 20201120_04

 2020/11/20(金)

 こうやく病

アカマツ林の看板の背後にあるサクラの幹に黒っぽい、または白っぽい円形の斑紋が目立ちます。地衣類のようにも見えますが、地衣類ではありません。これは「こうやく病」と呼ばれる現象で、糸状菌(カビの仲間)が幹の表面にはびこったものです。サクラ類にはよく見られるものですが、悪くすると木が枯れることもあるようです。

(尾崎煙雄)

 

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