2023/10/28(土)
キイロスズメバチ雄
ススキ草地に生えているセイタカアワダチソウの花にいました。キイロスズメバチの雄です。触角の第1節が短く、腹端が尖っていないのは雄の特徴です。毒針を持たず、人を刺すことはありません。雄バチは秋のこの時期にしか見られません。同時期に生まれる新女王との交尾を終えると間もなく死んでいきます。冬を前に旧女王と働きバチも死に絶え、交尾後の新女王だけが越冬します。雄バチが見られるということは、そろそろコロニーの最終段階を迎えたようです。


(尾崎煙雄)
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